自動接触角計と手動接触角計

滑落法 前進後退接触角

よくある質問として 自動と手動の接触角計、何が違うんですか?そもそも自動接触角計とは何が自動なのですか?自動のメリットとは何ですか?

エキシマの自動接触角計の定義はサンプル上に滴下された水滴を接触角計測する際に水滴輪郭上のエッジ検出をアルゴリズムによる画像処理でコンピュータに行わせることを自動接触角計測と定義します。これに対して手動接触角計測とは水滴輪郭上のエッジ検出を作業者が目で見て手動で行っているものを手動接触角計測と定義します。目盛りのついたレンズ上で角度を読み取る方式も広い意味で手動接触角計測といえると思います。自動接触角計測のメリットはアルゴリズムによる画像処理でコンピュータが読み取るので複数の測定作業者による読み取りに比べばらつきの原因となる測定誤差が無くなると言う長所があります。

ちなみにエキシマの接触角計は自動接触角計でも水滴の形成、滴下、サンプルのセット、取出しなどは作業者が行います。これら測定プロセスを自動で行うものを全自動接触角計と定義し特注製品としてご提案させていただいております。