エキシマUVランプの用途
わたしたちの生活の中で紫外線というとシミ、ソバカス、皮膚がんなどあまり良いイメージはありませんが産業分野では多くの恩恵を与えてくれる光です。具体的には紫外線で油などを分解する洗浄用途、ダイオキシンやトリクロロエチレンなど有害な有機化合物を無毒化する分解用途、微生物や細菌、ウィルスなどを不活性化させることを殺菌用途(滅菌ではありません。)、材料や製品の表面の分子結合を切って反応しやすくさせたり、表面の特性を変える表面改質用途などで利用されています。弊社の紫外線光源は実用的な紫外線ランプの中で世界的にも最も短い波長172nmを出すキセノンエキシマUV光源を採用しています。処理時間の短縮、低温処理、水銀を使用しないランプなど優れた特性で産業や医療に貢献しています。