接触角測定方法 傾斜法、滑落角
接触角 滑落法-前進接触角と後進接触角
水平なサンプルの表面上に液滴を滴下し、サンプルを徐々に傾けると液滴の形は重量によって変形しある程度の角度で滑り出します。このときの滑り出した時のサンプルの傾斜角度を滑落角と言います。傾斜によって変形した液滴の下りの接触角を前進接触角(Advancing contact angle)、上側の接触角を後進接触角(Receding contact angle)といいます。そしてその差を接触角ヒステリシス(contact angle hysteresis)といいます。塗料の塗布性(ぬれやすさ)や撥水性(濡れ性)の評価手法として用いられます。