接触角計とは その2
接触角計とは サンプル表面に滴下した水滴の角度を計測することで表面の清浄度や濡れ性、均一性などを定量的に評価するものです。具体的には水滴を計りたいものの表面に滴下すると、表面が汚れていたり油が付いていたりすると水が弾くので水滴が玉になります。逆に表面が汚れや油が無い場合、水滴は一瞬にして広がります。このときの水滴の盛り上がり具合の角度を画像解析で計測するものが接触角計というものです。
接触角計が使われるところは工場や生産現場、大学や研究所などです。主な用途は表面の状態がどうなっているか品質管理や評価に使われます。具体的には「濡れ性、撥水性の評価」「表面の状態が均一かどうかを調べる均一性評価」「汚れていないかを調べる清浄度評価」などです。